耽美的な世界
谷崎潤一郎の「秘密」を渡邉あゆみさんの朗読で聴いた。谷崎の耽美的な世界観と渡邉さんが合っていた。渡邉さんってNHKのアナウンサーって感じがしないんだわ。複雑そうな薄暗さがあるんだな(私の勝手な思い)美しいのだが般若を思わせる容貌。細雪に登場してきそうな足袋が似合う御御足(勝手な想像)
社会を逃れて町外れの寺に住み込みながら夜な夜な街を徘徊してるうちに美しい着物に巡り合う。それがきっかけで女装にのめり込んでゆく男性の話。
(画像お借りしてます)
こんなの着こなしてお化粧施して
しなしなと街を歩く美貌の男
私は嫌いじゃないかも〜🤭
…で昔捨てたあだっぽい女性と再会して。秘密の逢瀬を重ねて🫣
女の家に行くのに目隠しをされて人力車に乗せられるという芸の細かさ🙈
しかし女の秘密が暴かれた途端に気持ちが冷めてしまった…というお話。
恋は儚いというが、ミステリアスな部分が残ってないと面白くないよね。
反対に愛は…?
誰かが言ってた。憐れみだと。
夫が私によく言う。
「生活力もなく、知恵も浅はかで
この先、このか弱い人はどうやって生きていくのか!自分が教育し、世話してあげなきゃと思って結婚した。」
ケッ😠まじうぜーわ!!
まぁ、ありがたいことですがね。
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