おかしい話
うちに「中学生までに読んでおきたい日本文学」っていうシリーズがあるんですけどね。
結構内容が大人っぽいし、難解なものも多くて。今の私にちょうどいいカンジです😅
おかしい話に入っている尾崎一雄著「虫のいろいろ」についてお話しします。私のツボにはまったんで🤣🤣🤣
著者はクソ真面目なおじさんで、4年間病床に着いているにもかかわらず、
どことなくユーモアがあり。寝ていなくてはいけないから、暇過ぎて、部屋にやって来た虫をただひたすら観察して。
そして不思議で愉快な虫の生態を目の当たりにして。
レコードから流れてきたアルゼンチンタンゴ「チゴイネルワイゼン」に合わせて踊る蜘蛛…。
半年も空ビンに閉じ込められていたのに、蓋を開けてやった瞬間に敏速に逃げて行った蜘蛛…。
そして著者はおのれの額に止まった蝿を額のシワで挟んで捕らえる…という
珍奇な体験をする!
この著者、蠅をシワで捕らえて家族に自慢したくせに、家族たちが「面白い〜!」と真似をしだした途端、バカバカしくなって不機嫌になっちゃう🤣
笑えるお話です。
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