肩コリコの日常

ゆる〜く日常を綴ります。

おしゃべり過ぎる義姉

夫のお姉さんはすごく興味深い人物です。今日は彼女のお話をさせて下さい。


まず、夫とお姉さんの見た目が笑えるほど瓜二つで、そっくりなんですよ。私から見たら、夫が女装してるのか!ってぐらい。


そして性格が、これまた似ていて。


お姉さん、一級建築士で頭が良いんです。いかにもリケジョって感じで。饒舌で。私にはないものをたくさん持っておられる方です。


私が夫と出会って(お見合いの席で)、夫の第一声が「レモン(紅茶の)は要りません。残留農薬が人体に及ぼす危険性についての最新の研究論文を読んだところですので。」


↑これには衝撃を受けましたが



その後、お姉さんに挨拶に行った時の彼女の第一声にも驚かされました。それは


「アメリカの水道水のカルキ臭はいかほどでしょうか?  pH の値は?」


↑カルキ臭や pH なんて今までの人生で考えたことなどありませんでしたよ、アタクシは。


普通は「アメリカはスケールが大きいでしょうねぇ。」とか「デトロイトは自動車産業の町ですね。」とか「ミシガン湖は美しいでしょうね」みたいな無難な話をするんじゃないですか。


姉弟揃って仕切りたがりで、話しだしたら止まらない。こっちの話は全く聞かずに一人で演説している(笑) まぁ、それだけ知識が詰まっていて、アウトプットせずにはおれないんでしょうな。


20年くらい前の話です。


私は自閉症の息子の世話に明け暮れて疲弊しておりました。おそらく、お姉さんは私を励ますつもりだったのでしょう。電話をかけてきたんです。


お姉さんは、まぁペラペラとよくしゃべる人なんです。次第に私も疲れてきて、適当に相づちを打ってました。「へぇ」「ほぉ」「ふーん」「すごいですね」これらを順繰りに言ってました、機械的に。


そのうち、トンチンカンな相づちでもお姉さんは気が付かないんじゃないかと思って、敢えてずれた相づちを打ってみたんですよ。


全然、大丈夫でした(笑)


もういい加減、終わりにしたいなと思って

大袈裟にお礼の言葉を言って電話を切ろうとしても、お姉さんはいつまでもしゃべり続けるんですよ。


何度も何度も「電話代もかかりますし、私もやることがありますので、もう失礼します」って

言ってるのに


「あ~そうだよね~コリコちゃんも忙しいもんね。ごめんね~。…………それでねぇ」話は延々と続きます。


ついに私は「申し訳ありませんけど、もう失礼させて頂いてもよろしいでしょうか?」言いました。


しかし「そうだよね~もう失礼するわね~

……………それでねぇ」


😨😨😨😨😨😨😨


話題が次から次へと飛び出して来るんですよ!

驚異のアウトプット力!


私も、もうどうにでもなれという心境になり、受話器を外したまま、トイレに行ったり、皿を洗ったり、テレビを見てました。


30分くらい経ったので、さすがにお姉さんも話が尽きて電話も切れているだろうと受話器を取ったら、なんと!


まだしゃべってる!一人で!


凄すぎる。怖い。


相づちもないのに、一体何を話し続けていたのか

興味がわきます。今となっては。


私のテンポとお姉さんのテンポはずれているんだなぁと思います。


↓こんなカッコいい人たちになら、私のテンポを

乱されてもいいかな?


いや、心臓に悪そうなのでやめときます。



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