肩コリコの日常

ゆる〜く日常を綴ります。

本のブログ記事

本(ムラゴンブログ全体)
  • ゆるゆる読書

     難しい言葉がいっぱい出てきたので よく理解できませんでした😓 私が「あー。これ分かる!」と思った部分は… (以下抜粋) 今の世の中、孤独がなくなっている。孤独な経験がないから人はすぐに寂しさを感じる。 孤独(人とのズレ)により自分自身との長い対話が始まる。 仲間とか繋がりばかりが強調されている... 続きをみる

  • 養老孟司「かけがえのないもの」

    かけがえのないもの… それは自然。 女性。子供。 1つの受精卵が細胞分裂をして一人の胎児になり。オギャーと生まれて人間として劇的な成長をしていく。 生まれて、老いて、病気に罹り、死んでゆく。諸行無常。メメントモリ(死を思え)。 人によって現実は違う。それをはっきりと認め合うことができれば殺し合いを... 続きをみる

  • 藤岡陽子「結い言」(波風より)

    86歳の男性は、なぜ、女性ばかりの着付け教室に通ってくるのか…? 美しい夫婦愛の物語でしたよ。 羨ましいッスよ〜😭 私は自分が86歳になった時、どんなふうになっているんだろう?と思いました。夫は生きているだろうか?もし夫が認知症になっていたら、私はこの物語のおじいさんの様に連れ合いに優しく接する... 続きをみる

  • 藤岡陽子「この世界で君に逢いたい」

    主人公の青年は子供時代に大切な人を理不尽な死によって失う。与那国島を訪れて出逢った人々との交流。不思議な体験。転生。喪失と再生。 与那国島には非現実的な世界を受け入れる文化がある。ユタと呼ばれる霊的な力を持つ人たち。とりわけ葬式はユニークだ。遺体を7年後に墓から取り出して酒で洗い清め丁重に葬り直す... 続きをみる

  • 中村文則「列」

    列に並んでいる人たちを観察しているような感じで始まり。 列はひとつではなく幾つもあり。 人間の矮小さや醜さが炙り出されて。 悪意のぶつかり合い。 我々は知らないうちに何者かに列に並ばされているのだろうか?並びたいから並んでいるのか?列の先には一体何があるというのか? 人間の望みは似たりよったり。 ... 続きをみる

  • 山田詠美さんサイン会

    山田詠美さんのサイン会に行ってきましたよ。近鉄パッセ星野書店。 お洒落な詠美さんに失礼があってはいけないと思い、慣れないメイクや付け爪して(笑)息子が「お母さん!目の周りが黒い!」😆  もっと落ち着いた色にすりゃよかったね(笑)しかも付属のヤスリで形を整えなきゃいかんのに。慌ててたからそのまんま... 続きをみる

  • 辺見庸「もの食う人びと」⑧

    「うどんの社会主義」 (ベトナム) ベトナムのハノイ。 伝統のうどん「フォー」を食べる時 現地の人たちはゆったりと味わって食べる。たとえ雨粒が器に入ってきても天の水と思い、それもまた味わい深い。 かたや東京の立ち食い蕎麦屋。サラリーマンの食事時間はほんの2〜3分。 風情なし(笑) 経済が発展するに... 続きをみる

  • 辺見庸「もの食う人びと」⑥

    「食と想像力」(タイの猫缶工場) あなたの愛猫が食べているその缶詰が、どうやってできたものか想像してみたことがありますか? タイは日本の猫缶のほぼ全てをまかなう。猫缶作りは過酷な仕事だ。 〈猫缶作りの工程〉 ①臭気と熱気の中でのカツオを捌く力仕事 ②骨抜き作業。根気のいるピンセットでの小骨除去。 ... 続きをみる

  • 辺見庸「もの食う人びと」④

    「人魚を食う」 (フィリピン、マニラの西280kmの ブスアンガ島) 人魚(ジュゴン)はとても旨いらしい。 民俗学者の柳田国男も書いている。 「肉ありその色は朱のごとく美味なり。人魚の肉と名づく。」 南方熊楠も「人魚の話」に書いたそうだ。「1668年(寛文8年)、コリン著『フィリピン島宣教志』P8... 続きをみる

  • 辺見庸「もの食う人びと」③

    「ピナトゥボの失われた味」(フィリピン先住民アエタ族) アエタ族。類稀なる野外生活の達人。独自の時間感覚や物語、豊かな自然食文化を持つ。心優しい少数民族。 「暴力に対して暴力で立ち向かうことはほとんどない。そもそも暴力事件が生じることさえめったにない」(清水展著「出来事の民族誌」) 1991年のピ... 続きをみる

  • 辺見庸「もの食う人びと」②

    「食いものの恨み」 (ロヒンギャ族難民キャンプ) 1991年後半。仏教国ミャンマーの軍事政権がイスラム教徒ロヒンギャ族を迫害。何十万人もの難民がバングラデシュに流入。 難民たちの生活は。 何もない土間(敷物、電気、ガス、ベッド、ラジオもない)。 3畳ほどの空間に4〜5人が同居。 拾ってきた石の上で... 続きをみる

  • 辺見庸「もの食う人びと」①

    東京では50万人分の1日の食事量に匹敵する残飯が無感動に捨てられているという。 飽食は飢渇への入口なのかもしれない。 この本はルポライターの辺見庸さんが1992〜94年に世界中を歩き回って人々がどのように食べているのか、いかに食べられないのかを体を張って調査した記録。 第1章「残飯を食らう」(バン... 続きをみる

  • 山本一力「西應寺の桜」

    渡辺いっけいさんの朗読で聴きました。 江戸時代のお話。難病の妻を献身的にお世話する夫。夫婦の情愛。江戸の活気。満開の桜。 映像がなくても鮮やかに情景が見えましたよ〜。素敵なお話でした。 …が。自分に置き換えたら心配になってしまいました。なぜって? 今まで私、夫を雑に扱ってきたから! 私が介護が必要... 続きをみる

  • 向田邦子「あ・うん」

    岸本加世子さんの朗読で「狛犬」を聴いて、興味がわき、全部を読みたいなと思いまして。 人間って1番大事な事は自分の胸の内にしまったままなのかもしれませんね。大人になるという事はそういう事なんだね。      ✼✼✼✼✼✼✼ 私はガキっぽいのでね。何でもあけすけにしたがりなんですよ(笑) 例えば選挙。... 続きをみる

  • AI時代の生き方・教育

    夫が「お母さん(私のこと)!この本を読みなさい!」と買ってきたので 読みました。 面白かったですよ。 私達がいかに思考停止に陥っているか。実に色んな事に縛られて生きているのか。 教育を歴史順に見てみると、その時代に合った最良のものが取り入れられてきたのだけれど、それが私達を管理システムに組み込んで... 続きをみる

  • 📗📕図書館で本を借りたよ📘

    雨も上がったし、運動がてら図書館に行こう。 ご近所の畑になんとも清楚で可憐な白いお花を発見。  「うつぎ」という名前だそうです。 図書館でうろうろしてたら、こんな可愛い本を発見。おうちでお留守番してるパオちゃんに早く見せたい! 椰月美智子さんの本だよ。 それともう一冊 養老先生のエッセイ 猫のまる... 続きをみる

  • 読書感想文

    長江優子著 「百年後、ぼくらはここにいないけど」 渋谷に住む中学生たちが、地理歴史部(チレキ)で 100年前の渋谷のジオラマ作りに奮闘する話。 著者はこの物語を書くに当たって共立女子高等学校地理歴史部を取材されたそうです。 画像お借りしました (2021年 鉄道模型コンテスト最優秀賞作品) 地域の... 続きをみる

  • 本を読んで

    黒野伸一「極貧!セブンティーン」 貧乏な高校生の男女のお話。 女の子の方は、父親がリストラ、妻に暴力、挙げ句の果てには蒸発。母は鬱、妹は自己中。健気にアルバイトをして二人を支えている。賢くて、高潔。 幼なじみの男の子はワルで、学校もほとんど通わず、カツアゲしたり(金持ちをターゲット)、窃盗したり(... 続きをみる

  • お気楽読書

    工藤水生「笑えよ」を読んで タイトルと表紙の装丁に惹かれました。 高校3年生の男女3人の友情の話です。 主人公の女の子は、恋愛未体験で、人から一方的に恋されたり、嫉妬されたりすることに戸惑いを感じています。 同じ予備校に通う男の子が二人いるのですが、主人公は勘が鋭くて、橋立(何も見返りを期待しない... 続きをみる

  • 窓ぎわのトットちゃん

    息子に薦められて、黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」を読みましただ。 トモエ学園、私も行きたかったなー。 ワシは、音楽と漢字以外では、パッとしない 凡庸な子供でした。何故だか、算数の宿題だけいつも忘れてしまって、罰を受けてました。 昭和だったんで、体罰キツかったっすねー。 ビンタや廊下に立たさ... 続きをみる