本の話
私の好きな本です。
ケン・リュウ著「紙の動物園」
このお話に出てくる中国人のお母さんとその親戚たちの人生が過酷で。文化大革命のエピソードなども交えて。怖くて悲しい。
母親の子供を思う気持ちに何度読んでも胸打たれます。
幼かった頃の主人公とその母が折り紙の動物で遊ぶ件は幻想的で涙を誘うほど美しい。忘れがたい
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私の母は神経質で怒りっぽい女性でした。
ワガママで自己中心的でした。
ショッピングや旅行も母の気分次第。
私は母のアクセサリーでしかないのではないかと思ったこともあります。
私が幼い頃、母に遊んでもらったことは数えるほどしかありません。無関心と過干渉の入り交じった歪んだ生活だったのではないかと思います。
それでも、母と遊んだ記憶は私にとってはとても幸せな記憶です。母はその時、優しい顔をしていたと思うのです。
そんな母も年老いて、すっかり弱々しくなってしまいました。
「孝行したい時に親はなし」といいます。
親孝行しなきゃなと思います。
ではまた👋
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