悲しみよこんにちは…そして推し燃ゆ
ラジオの朗読が好きです。
今はサガンの「悲しみよこんにちは」を毎晩聞いてます。早く続きが知りたくて図書館に行きました。
途中で出会ったお地蔵さん
良い天気だけど風が冷たい…
赤い前掛けが鮮やか。
神社の巨木に圧倒される。
弱冠18歳の若さであの人間描写。なんという豊かな感受性なんだろう。主人公セシルの心の動きがよく伝わってきた。
さて。次女の薦めてくれた宇佐見りんの「推し燃ゆ」も図書館で読んできました。あら〜。これ私のことですか〜?っていうくらい共感することが多かった。人間、何某かに依存しなければ生きていけないよね。推し活が宗教のようになってゆくあたり面白かった。推しが生身の人間だと認識した途端、完全に冷めるというか飽きるところも理解できる。主人公は推しにハマっているとはいえ心の片隅で「これでいいのだろうか?」とも思っている。
だから推しが引退した時も自暴自棄になりきれなかった。ガラス製品や精密機械のような壊れて困る物は投げずに後片付けの楽な綿棒を投げ飛ばすという冷静さがある(笑)
公園で寂し気な滑り台とパンダ。
近くで見たら結構可愛らしい!
道中出会った置物。寒いので置物もあったかくしてもらってるね。
いやはや。それではまた。
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