明治用水漏水
今朝の新聞から
愛知県の矢作川から農工業用水を取水する堰の施設「明治用水頭首工(同県豊田市)」で大規模な漏水が発生しました。
上流側の川底が何らかの原因で陥没し、河川の水が下流側に大量に流れ出したんだそうです。
17日午後6時頃から川からの取水ができなくなっている。復旧のめどは立っていないそうです。
この事でトヨタ自動車やそのグループ企業の工場が稼働を停止したり、農業用水の取水ができなくなっています。
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コラムには、明治用水の歴史が書かれており
とても興味深い内容でした。
この明治用水、江戸時代に民間主導で作ったものだそうです。
地元の豪農 都築弥厚さんが夜間ひそかに測量を
したんですって!なぜなら農民たちが水害を恐れて猛反対したからです。都築さん、借金まみれで
夢は果たせませんでしたがスゴい人です。
その意志を継いで岡本兵松さんと伊豫田与八郎さんが農民を説得し、出資者も確保しましたが、兵松さんは親類の財も費やし、与八郎は破産して家族離散を招いたんだそうです。
「日本デンマーク」の呼称を得るほどまでに地域の農業を育て、やがて自動車関連企業にも恵みを与えた用水が危機とは、とても心配ですね。
「疎通千里・利澤萬世」
この言葉は用水完成の記念碑に、明治の指導者
松方正義さんが残したものだそうです。
水路の完成が永遠の恵みを与えるという意味です。
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先人たちの偉大さに恐れ入ります。
私も私なりに頑張ります。
皆様も、今日一日、何か一つでも良いことがありますように(ラジオ深夜便のパクリ…)
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