肩コリコの日常

ゆる〜く日常を綴ります。

ふんどし と 父さん

夫は交通費節約と体力増進目的で自転車通勤しておりました。





片道20kmの道程。


夏でなくても汗だくです。


職場で着替えをしなくてはいけません。


温故知新のスピリッツ父さんは思い付きました。


昔ながらの褌(フンドシ)だ。


父さんは家族に笑われてもなんのその。

「やはり日本人はフンドシだ。肌触りが違う。

フンドシを締めると気持ちがシャキッとする。

皆もフンドシにするといい。」…って


ヤダわ!江戸時代かッ!相撲部かッ!


数ヶ月はそのフンドシを締めて仕事に行ってました。でもやはり、いちいち巻いたり締めたりが面倒だったのか、汗の量にフンドシが追い付かなかったのか。


しばらくしたらタンスの中からサイクリング用パンツが出てきました(笑)


  (画像お借りしました)


がんばり屋の夫は6年自転車通勤を続けました。

雨の日も風の日も。


ある日、交通の激しい道路で夫が弾き飛ばした

小石が他人の運転する車に当たって怒鳴られて。

すぐに謝って「お怪我はありませんか?」と尋ねたら相手の態度が変わり「オンボロ車だで傷だらけだで。そんなもんはええわ。まぁ気を付けて行けよ!」となったそうで。


それがきっかけで自転車通勤は止めました。

他人に迷惑かけるといけないから。


私と子供たちもほっとしました。


自転車通勤を続けると下半身が鍛えられます。

太ももがカッチカチでぶっとくなりました。

しかし夫の全くスポーティーでない風貌に

その肉体はちぐはぐで滑稽ですらありました。


子供たちには「気持ち悪い。」と言われた

かわいそうな父さん。



皆様もほどほどに。

交通安全で

今日も明るくいきましょう!


ではまた👋