我が母パカコ
アメリカの飛行場での話です。母の搭乗券に記載されていた名前が 誤りだったんですが、それがなんとも愉快なもので、 PAKAKO (パカコ) でした。
父なんか「BAKAKO(バカコ )じゃなくて良かった」と言うもんですから大笑いでした。
若い頃のパカコはそばかすを気にしており、日傘が必需品でした。どこへ行くにも日傘を持参するのはいいのですが、エキセントリック・パカコは
なんと!山登りの際も日傘を差すのでした。
一体どこの世界に日傘を差して登山をする人がいるでしょうか?たとえ皇后陛下だってデヴィ夫人だってそんな事しませんよ。危険ですもの。
なぜパカコは帽子を嫌がるのか?
それはパーマネントを当てた髪のセットが崩れるからなんだそうです。命より髪が大事なんでしょうか?理解し難いです。
鉄の女パカコは白いレースの日傘差し差し、 駒ケ岳や乗鞍岳、浅間山に挑みました!すれ違う人たちの失笑もものともとせず…
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パカコと言えば「ベビースターラーメン事件」も思い出されます。
しっかり者の割に世間知らずのパカコ。
倹約家の割に高級志向のパカコ。
あの日、小学生だった私は近所の友達と一緒に
駄菓子屋に行きました。私にとって初駄菓子屋。
ワクワクしながら駄菓子を選んで買いました。
その後、家で、買ってきたベビースターラーメンをバリバリ食べていましたら
パカコがやって来たんですが、私を見た途端
鬼👹の形相で怒鳴り付けてきたのです。
「あんたッ!ラーメンを生で食べてるのかッ!
ちゃんと煮なきゃいけないでしょッ!
そんな事も分からんのかねッ!馬鹿だねー👺」
わたしが、これはお菓子であって、煮る必要はないんだと、いくら説明しても聞く耳持たず。
馬鹿だ馬鹿だと散々、人をコケにしておきながら
自分の誤りを認めようとしないふてぶてしい
パカコ。
バカヤローと言いたい所だけど
やめといたるわ!
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