肩コリコの日常

ゆる〜く日常を綴ります。

恐るべき子供たち

うちの娘たちが小学生の頃、彼らの愛読書は里中満智子著「ギリシャ神話」と池田理代子著「ベルサイユのバラ」でした。


子供というものは吸収力が尋常ではありません。

漫画から得た世界観をすぐに自分のものにしてしまうのです。そのせいで恐ろしいことに…


長女の場合。ベルバラのデュ・バリー夫人(ルイ

15世の愛人)のセリフが、よほど印象に残ったのでしょうか。友達の家でお絵描きをした時の問題作がこちら(コリコによるレプリカ)


後年、娘は語っておりました。夫人の堂々とした佇まい、勝ち気な眼差しから察して、件のセリフも立派さを表すものだと思ったのだそうです。

しかし、娘の衝撃作品を目にしたお友達のお母様は、さぞかしギョッとなさったことでしょう。


お次は次女です。彼女の作品にはギリシャ神話の影響が色濃く表れております。「しまろう」という主人公には兄がおり、とても仲良く暮らしていたのに、兄は病死する。兄が亡くなったショックで「しまろう」はなんと女好きに変貌するという

奇想天外なアダルトストーリーに😹

ただのエロおやじになり下がった「しまろう」の姿がこれ。


(画像お借りしました)


ここで一言、おことわり致しますが、決して「しまじろう」を冒涜する気はありません事をご理解願いたいと思います。たった8歳の子供が悪気なく「しまじろうパペット」で想像の泉に心遊ばせただけの事ですので、笑って許して下さいますと有り難く存じます。🙇





次の作品は、闇の世界に君臨する黒幕のボス

その名も「ボブ・クリスタル」

(コリコによるレプリカ)

なんとスタイリッシュな!

ヒールの高いロングブーツを履きこなす

スーパー美脚の持ち主です。

進化した生物なのでしょう。顔や手は退化してしまったようであります。もしかしたら地球外生物かもしれません!


最後にご紹介しますのは、「哀しみの渦の中に」という作品です。毎回、哀しみに打ちひしがれた

貴婦人が美しく涙をはらはらと流すというものでした。今回は特別に次女画伯御本人による再現作品です。(画伯は「眠い。めんどくさい。」とアクビを連発しながらも描いて下さいました。)





どうですか?

子供というものは本当に素晴らしいですねぇ。

では、また会いましょうね。

サヨナラ サヨナラ サヨナラ!