黄昏ストーカー事件
私の恐怖体験を聞いて下さい。
6年前の事です。当時、我々は2階建てのアパートの1階に住んでおりました。狭い官舎で家族7人
よく窒息せずに生き延びたものだと思います。
ある夕暮れ。私は近所のお店でお買い物をしました。店を出る頃には既に外は暗く、気味悪ささえ漂っておりました。
「怖いから早く帰ろ」私は家路を急ぎました。
しばらくすると、誰かが後ろを歩いているのに気付きました。私の歩調に合わせて足音がします。
私は後ろに人がいると落ち着かないんです。
抜かれまいとスピード上げて頑張ろうか、お先にどうぞをするのか迷い悩んでしまうのです。
その時は、一刻も早く家に帰りたい気分だったので、スピード上げました。これで後ろの人を離す事が出来て安心、安心。
しかし、私が早く歩くと後ろの人も同じ様にスピードを上げて付いてくるではありませんか!
もしやこれがあのストーカーっていうヤツか?
もう私の頭の中は恐怖でパニック🌀😱
怖いよー!
その人は、ずっと私の後を付いて来て、私が角を曲がってもずっと付いてくる!
いきなり鈍器で殴られたらどうしよう!
ナイフで刺されたら!
金をよこせと言われても私の所持金500円!
ここで私は誰にも知られず息絶えるのか!
翌日の朝刊の記事まで浮かんできます。
「T市の子だくさん主婦 肩コリコさん
変死体で発見」
ワイドショーもこぞって報道するでしょう。
ご近所さんへのインタビューもしかねません。
あぁー。もっと近所に愛想振り撒いておきゃ良かったよ。
様々な思いが脳内を駆け巡り、半泣き状態で
歩き続けました。
とうとうアパートの前まで来ました。
こりゃまずいなぁ。私の家がヤツに知られてしまう!でもとにかく建物内に避難しなくては!
私は走って玄関のドアを開けて飛び込むや否や素早くドアを閉めてロックしました。心臓バクバク
息も絶え絶え😵
乱れた呼吸を整え「さすがに家までは来なかった」と、その瞬間!
コツコツと足音が
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
コツコツ コツコツ コツコツ
?
足音が二階へ
ピーンポーン
ドアが開く音
「ただいまー」
そうです。足音の主は二階に住んでいるおじさんだったんです。
子供たちは大笑い🤣
私は☹️
めっちゃ怖かったよ
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