肩コリコの日常

ゆる〜く日常を綴ります。

真面目すぎて変な夫

私の夫はとても真面目です。

そしてすごく変な人です。

そのせいで私は苦しんできたのですが、ブログのお陰で救われております。


今日は蜂🐝のお話をします。

結婚して間もなくの頃、官舎の庭の家庭菜園で

夫は草むしりをしていたところを不運にもアシナガバチにチクッと刺されてしまいました。

すぐに皮膚科に行ったので、大事に至りませんでした。先生から「今度刺されたらアナフィラキシーで死ぬ危険もある」と言われたそうです。


何年か後に子供が二人生まれました。


その日、私がアパートの部屋で二人の幼子と遊んでいたら、何やらスリムボディな虫がブーンと飛んで来ました。あ、あれはひょっとしたら攻撃性のあるアシナガバチではないか!


とにかく子供たちを安全な部屋に避難させ、襖を閉めて様子を見ることにしました。時々、襖を少し開けて蜂を観察。とても元気そうな蜂で、勢い良く飛び回っています。


これは私一人では対処できない。夫に早く帰って来てもらうしかない。私は恐る恐る電話の所に移動して夫の職場に連絡しました。


夫は「それは大変だ!でもオレ、一度刺されてるからなぁ。今度刺されたら死ぬかもしれん。

コリコが退治してくれんか。」



いやぁ~無理でしょ。


私は子供たちを守るから、頼みますよ!


夫はすぐ帰って来ました。しかし、どうやって退治するか?


窓を開けて出ていってもらおうとしましたが、よほど我が家が気に入ったのか、一向に出ていく気配すら見せません。


夫はミトンを3重にはめて、ステンレスのザルを持って格闘!蜂も必死です!何度も夫を刺そうとしました。


その時、ふと思いつきで私が言ったのが「火で焼いたら?」


「それだ!コリコ!

蜜蜂は群れで集まってアシナガバチを囲んで高熱を発散することによってアシナガバチを殺すんだ!ライター持って来て!」


私は走ってライターを夫に渡しました。


蜂と格闘すること10分。


激しい死闘の末、かわいそうな蜂はライターの火で焼け死んでしまいました…


夫は私たちのために命懸けで戦いました。


しかし、事あるごとに自分の手柄話をしつこくしてくるので嫌気が差しました。とても恩着せがましくてうざったい…



そして数年前、我が家の敷地内にアシナガバチが

巣を作りました。私が業者を呼ぼうとすると

「待って!オレがやる!」と言って聞かないのです。


だってアナタ、今度刺されたら死ぬんでしょ?


「いや、業者は高いからなぁ。」


死んだら、もっと高くつくわ!


「絶対自分でなんとかしてやるぞ!」


で、彼は戦いましたよ。


勝利しましたよ。


戦利品(蜂の巣)を誇らしげに掲げながら!


その時の衣装がこちら



まぁ無事で良かったです。


夫の逸話は数知れず。

次回もお楽しみに~

(誰も楽しみになんかしてないよね😅)